宮崎県立日南病院

放射線科の紹介

放射線科の紹介

スタッフ

 平成25年1月現在、医師2名、診療放射線技師8名、看護師4名、非常勤看護師3名、受付クラーク2名で業務を分担しておこなっております。

業務概要

1. 単純X線検査

  • X線が体を透過すると、体の各組織(骨、空気、軟部組織)により吸収されます。透過後のX線の強さは各組織での吸収の度合いによって強弱が出てきます。その強弱をフィルムに映し出したものがX線写真です。骨などX線を多く吸収するものは白く、逆に空気などはほとんど吸収されないので黒く写ります。
  • X線撮影がある方はまずX線受付で受付をして頂きます。当院では撮影部位によって撮影室が異なりますので、それぞれの撮影室の横にあるポストにX線伝票を入れてお待ちください。

2. CT(Computed Tomography)検査

 X線管球(X線が発生する部分)と検出器(体を透過したX線を量る部分)が体のまわりを回転し、360°からX線を照射し、体を透過したX線量を検出します。検出されたX線量をコンピュータ処理をし、横断面(輪切り)として画像にする装置をCTといいます。単純X線写真と同じく骨などは白く、空気などは黒く写ります。

 

 得られた画像を再構成することにより多断面での観察が可能となります。また造影剤を用いることにより、より詳しく検査したり、右の画像のように血管などを三次元で表示したりすることができます。
 検査時間は撮影部位や造影剤の有無など、検査内容によって多少ばらつきはありますが10~20分程度です。

3. MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査

  • CTと同じく断層像を得る装置ですが、原理が全く異なります。MRIは磁場内の核磁気共鳴現象を利用して画像を得ます。MRIは簡単にいうと、大きな磁石による強い磁場と、FMラジオに使われているような電波を使ってコンピュータで多断面から画像を得る装置です。 大きな特徴として、放射線を利用していないので放射線被曝がありません。ただ、誰でも検査を受けられるわけではなく、以下のような方は検査が不可能か、検査できない場合があります。
  • ペースメーカーや人工内耳、その他体内に金属が入っている方
  • 閉所恐怖症の方など
MRI室の中は強い磁場が発生しており、金属を持ち込むと強く引きつけられます。そのため、検査前に身に付けている金属(ピアス、ネックレスなど)を外していただきます。また、時計などの電子機器、銀行などのカードを持ち込むと故障したり、使用出来なくなりますので検査を受けるときは十分に気を付けて下さい。

4. 血管造影検査

 肘また鼠径部の血管からカテーテルという細い管を入れ、目的の部位までカテーテルを進め、そこから血管に造影剤を流しX線撮影を連続して行います。撮影した画像を見ながら、病変の治療を行います。脳動脈瘤や心筋梗塞、消化管出血など、対象となる疾患は様々です。利点は外科手術と違い、低侵襲で、患者様の負担が非常に少ないので術後の回復が早いことがあげられます。動脈からカテーテルを挿入した場合は数時間は安静にしていただくことがありますが、翌日からはほとんどの方は普通に過ごすことができます。

5. RI(Radio Isotope)検査

 RIという放射性物質を他の薬品と標識して血管内に注射したり、カプセルとして飲んでもらったりして体内に取り込み、体内から出る放射線を専用のカメラで撮影する検査です。検査の種類により、注射後数分から撮影することもあれば数日後に撮影することもあります。また、検査によっては体に負荷をかけて撮影したりします。最近話題のPET検査もRI検査の中に入ります。

6. 放射線治療

 目的の部位に放射線を照射し、治療する装置です。患者様によって、照射する方向や照射回数が異なりますが、約20~30回程度の治療を行います。通常のX線検査よりも多くのX線を照射しますので、患者様によっては一時的に、照射した部分の皮膚が赤くなるなどの副作用が起きる方がいますが、症状がでた場合にはすぐに対処しますのでご安心ください。

7. ポータブル撮影

 入院中の患者様で動けない方や状態の悪い方は移動型のX線装置を使って、病室で撮影致します。

業績一覧

学会、研究会発表

  1. ダイナミック収集を応用したDeconvolution法におけるPSFの推定.
      児玉博和、谷口修一
      第12回宮崎核医学技術研究会 2012年3月,宮崎市
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