ご意見等
私がエレベーターで下に降りようとしていた時に言われたことです。
「タバコは手術の時にリスクが高まるから、ダメ!禁煙しなさいって説明があったでしょう? それに、下の売店で食べ物買って食べたらダメよ!
あなたは太っていてリスクが高いから、病室で出された物以外を口にしたら、食事制限している意味がないじゃない。」
太っているというだけで買い食いしていると決めつけられた私は、深く傷つけられました。確かに1Fに降りてはいますが、売店では野菜入りジュースや必要雑貨を買う程度です。売店で食べ物買ったのは、見舞いに来て
くれた友人に買ったときのたった1度だけです。太っているから100%買い食いしているという考えはありえない。
それを、手術を控えて不安一杯の患者に平気で、他の患者や見舞客が居る前で大きな声で言うのが私には信じられません。
信用できる方かも知れませんが、患者には言葉一つで不安を感じたり、傷つく人が居る事を知ってほしいです。心配り、配慮がある言葉使いをお願いします。
当院の対応
ご意見の内容について確認をいたしましたところ、次のような考えでお話をしましたということでした。御理解をお願いします。 手術前の禁煙の話をしましたが、理解を得られない様子だったことから、一般的な麻酔のリスクについて話をしました。
患者様に対して、治療内容や体型の話をするので、周囲に人がいないのを確認し、声のトーンを落とし説明しました。
面談室でお話しができれば良かったのですが、そういう状況ではなかった
ようでしたし、禁煙については、出来るだけ早く理解をしていただきたかったことから、立ち話になってしまいました。
手術については、不安を少しでも取り除き、安全に配慮する必要があることから、患者様に対して適切な指導をすることが必要と考えています。
医師である私達も努力していますが、患者様にも出来る範囲での協力はしていただきたいと考えます。麻酔をして、手術をして、終わりということではな く、その後も元気で生活をしていただきたいことから、手術前の検査結果を踏まえて、その後の生活や食事について指導を行うことは常に行われていることで す。
今回の患者様に対する話の内容は特別な事ではなく、皆様にお話ししていることです。