県立日南病院群卒後臨床研修プログラム

1. プログラムの特色

1. 当院のプログラムは、協力型病院５箇所（谷口病院、宮崎大学医学部付属病院、宮崎生協病院、県立宮崎病院、県立延岡病院）、協力型施設８箇所（きよひで内科クリニック、串間市民病院、長崎県富江病院、長崎県五島中央病院附属診療所奈留医療センター、日南市立中部病院、県南病院、小林市立病院、日南保健所）を加えた病院群を形成している。
   必修科目は基本的には当院での研修だが、小児科は協力型病院である宮崎大学医学部附属病院、宮崎生協病院、県立宮崎病院または県立延岡病院、精神科は協力型病院である宮崎大学医学部附属病院、谷口病院、県立宮崎病院または協力型施設である県南病院、救急部門は当院、宮崎大学医学部附属病院、県立宮崎病院または県立延岡病院が標榜するほとんど全ての診療科や宮崎生協病院における小児科が選択できるなど、広範囲で高度な内容の研修を行うことが可能なプログラムとなっている。
2. 研修科目は次のとおり。

[表組み]

※長崎県富江病院、長崎県五島中央病院附属診療所奈留医療センターは長崎県病院企業団の構成病院で、長崎県五島市に位置する。

3. 本院の研修プログラムは、内科（24週）、救急医療（12週）、外科（4週）、小児科（4週）、産婦人科（4週）、精神科（4週）、地域医療（4週）、一般外来（4週）を必修科目とし、残りの期間を研修医の自由選択研修期間とする。なお、一般外来の研修は他の必修科目と平行して行う。
   また、救急部門の研修については、循環器内科、麻酔科などで集中的に行うほか、月3～4回の当直・日直において実施する。なお、救急部門として麻酔科を研修する場合は4週を上限とする。

4. 研修期間2年とする。
   研修後は、1年更新のレジデント制度を設けている。

2. 臨床研修の目標

2年間の研修を本院及び協力型病院などで行い、全人的な診療を行えるよう基礎的な知識、技能、態度を身につけ、基本的な診療能力を修得し、厚生労働省の示す「臨床研修の達成目標」を達成する。

3. 研修協力病院及び協力施設

研修科目	病院及び施設の名称
精神科	医療法人同仁会　谷口病院、医療法人十善会　県南病院
小児科	宮崎医療生活協同組合　宮崎生協病院
地域医療	きよひで内科クリニック、長崎県富江病院、長崎県五島中央付属病院診療所奈留医療センター、串間市民病院、日南市立中部病院、小林市立病院
地域保健	宮崎県日南保健所

4. プログラム責任者の氏名

役職	氏名
副院長（総括）	市成　秀樹

5. 現在研修中の人員（令和６年４月現在）

• 基幹型病院としての研修医３名（1年次１名、2年次２名）

6. 研修医の指導体制

• 指導医のもとマンツーマン方式による。
  指導医数16名（協力型施設を除く）

7. 研修医の処遇に関する事項

(1) 身分	会計年度任用職員
(2) 研修基本手当	月額 １年次：302,200円　　２年次：317,200円
(3) 時間外勤務	有（手当支給）
(4) 当直	有（１月当たり４回程度・１回あたり21,000円手当支給）
(5) 宿舎	必要に応じマンションなどを借り上げ
(6) 基本的な勤務時間	８時30分から17時15分まで
(7) 有給休暇	１年次：10日、２年次：11日
(8) 公的健康保険：社会保険	公的年金保険： 厚生年金 労働者災害補償保険法の適用： 有 雇用保険： 有
(9) 医師賠償責任保険に 　関する事項	病院において加入　ただし、個人加入は自己負担で任意
(10) 外部の研修活動	1. 学会、研修会などへの参加：可 2. 上記の参加費用支給の有無：有

8. その他

病院見学・実習を希望される方、ご質問のある方は、下記までご連絡ください。

臨床研修を行う診療科ごとの研修カリキュラム概要

必修科目

• 一般外来カリキュラム
• 地域医療研修カリキュラム
• 精神科研修カリキュラム
• 産婦人科研修カリキュラム
• 小児科研修カリキュラム
• 外科研修カリキュラム
• 救急医療研修カリキュラム
• 内科研修カリキュラム

自由選択科目

• 地域保健研修カリキュラム
• 病理診断科研修カリキュラム
• 皮膚科研修カリキュラム
• 放射線科研修カリキュラム
• 泌尿器科研修カリキュラム
• 麻酔科研修カリキュラム
• 耳鼻咽喉科研修カリキュラム
• 眼科研修カリキュラム
• 脳神経外科研修カリキュラム
• 整形外科研修カリキュラム