ご意見等
子どもがそちらにかかっている家族の者です。
子どもは病気もあり、定期的に検査をしたりしています。まだ子どもが小さいということもあり、検査によっては鎮静をかけたりしています。そのため、目覚めるまで病院から帰れません。場合によっては夕方17時以降まで病院から帰れません。
ですが、この病院は17時15分になれば総合受付、FAX(薬局)センターも閉まってしまいます。以前見かけたのは17時15分になれば、すぐにカーテンを閉められ、高齢の方が受付の方に「救急外来へ行って下さい。壁に道順が書いてあるので」と言われ、外来まで誘導されることもなく、高齢の方は大変困っているようでした。
毎日とは言わないですが、その日の外来状況によって、せめてもう少し開けててもらえないのでしょうか。受付、FAX、玄関も17時15分に閉められ、患者としては大変困ります。何のための県病院なのでしょうか。「患者様のため・・・」と言ってる割には時間が来れば閉められ、少し(何秒か)過ぎただけでもあちらへと言われたら・・・。県病院に来る患者は本当に治療が必要な患者が来るところだと思います。また、その日から薬が始まる人もいます。院外薬局は18時まで開いているのに、どうして17時15分まででFAXセンター閉めますか?院外薬局の方にこのことを伝えると「そんなに早く閉まるの?」と言われました。私の場合はすぐにかかりつけ薬局へTELして対応してもらったので、その日に対応してもらえましたが、高齢者は救外で支払い、薬局へ18時までに行くというのは難しいのではないのでしょうか。患者のことももう少し考えてくれないでしょうか。
当院の対応
この度は、貴重なご意見ありがとうございます。
まず、鎮静をかけた場合、患者さんが覚醒(しっかり開眼して、飲水出来る状態)したことを確認するまで監視する必要があります。この覚醒確認が早めに出来れば、先に会計やかかりつけ薬局へのFAX依頼をしていただけますし、小児科などの診療科ではそのようにおすすめしているところです。
ただし、覚醒の確認に時間がかかるようですと入院する場合があるため、その日の会計が必要か不要かの判断がすぐには出来ず、結果として17時以降の会計をお願いする場合があります。
入院環境の安全性を確保する観点から、日勤帯の終了にあわせて病院の入退出ルートを限定することは非常に重要と考えております。そのため、正面玄関を17時15分に閉めていますが、院内におられた方は東出入口から退出できます。
受付・会計業務は17時15分をもちまして、総合受付から救急センター窓口に引き継がれることになっております。救急センター窓口は東出入口のすぐ手前になっているので会計を済ませてお帰りになるのには便利と考えています。
救急センター窓口の場所が分からずお困りの患者様へは丁寧に誘導するようあらためて担当職員を指導しました。また、現地でお分かりになるよう入口扉に「時間外受付窓口」と表示するようにしました。
FAXセンターは、当院ではなく、一般社団法人日南串間薬剤師会の運営となっています。ご意見をお伝えしたところ、今後は、お待ちになっている患者様がおられる場合は、ご用件の有無を確認させていただいて、何もないのを確認してから閉めていきたいとのことです。
なお、FAXセンターは17時15分に閉まりますが、東出入口を出て、左に行きますと、会営薬局があります。平日17時30分までの営業ですが、病院側からあらかじめ連絡があれば多少の待機は可能とのことですので、診察時に医師または看護師にご相談下さい。
色々ご不便をおかけしますが、多職種の多数の職員が働く職場ですので、決まり事がないと混乱が生じます。また、定時での勤務終了が医療従事者の疲弊防止に繋がり、ひいては診療の安全性向上をもたらすと考えております。ご理解いただきますと幸いです。